文献詳細
特集 第44回日本臨床眼科学会講演集(6)1990年9月 東京
学会原著
文献概要
三歳児眼科健診15年間(1975〜1989年)の結果について報告する。
問診票とラ環単一視標を対象家庭に郵送,回収して健診対象者を抽出した。問診票の回収総数は77,335通(回収率73.3%)で,眼科要健診者総数は3,057名,そのうち受診して検査したのは1,754名であった。
1,754名中斜視は164名で,その年次推移をみると5年前から漸減傾向がみられた。
調節麻痺下で屈折検査を行った者は688名1,372眼で,その約80%が遠視および遠視性乱視であった。家庭ならびに健診時の視力検査可能率を比較すると健診時のほうが約50%検査可能者が増加した。
問診票とラ環単一視標を対象家庭に郵送,回収して健診対象者を抽出した。問診票の回収総数は77,335通(回収率73.3%)で,眼科要健診者総数は3,057名,そのうち受診して検査したのは1,754名であった。
1,754名中斜視は164名で,その年次推移をみると5年前から漸減傾向がみられた。
調節麻痺下で屈折検査を行った者は688名1,372眼で,その約80%が遠視および遠視性乱視であった。家庭ならびに健診時の視力検査可能率を比較すると健診時のほうが約50%検査可能者が増加した。
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