文献詳細
特集 第44回日本臨床眼科学会講演集(6)1990年9月 東京
学会原著
文献概要
4歳児114名,6歳児255名に標準色覚検査表第1部,第2部(SPP-Ⅰ,Ⅱ)を用いて色覚検査を行い,SPP-Ⅰについては幼児用色覚検査表としての適否,SPP-Ⅱについては表の種類別正読率について検討した。
SPP-Ⅰ,Ⅱともに検査可能なものの割合は4歳女児を除き90%以上であった。またSPP-Ⅰで色覚異常と判定されたものは3名であった。さらにSPP-ⅡのBY,RG,S表はおのおのすべて4歳児6歳児とも95%以上の正読率であった。
SPP-Ⅰ,Ⅱは幼児用色覚検査表として十分使用できるものと考えられる。
SPP-Ⅰ,Ⅱともに検査可能なものの割合は4歳女児を除き90%以上であった。またSPP-Ⅰで色覚異常と判定されたものは3名であった。さらにSPP-ⅡのBY,RG,S表はおのおのすべて4歳児6歳児とも95%以上の正読率であった。
SPP-Ⅰ,Ⅱは幼児用色覚検査表として十分使用できるものと考えられる。
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