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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科45巻8号

1991年08月発行

文献概要

特集 第44回日本臨床眼科学会講演集(6)1990年9月 東京 学会原著

幼児における標準色覚検査表の検討

著者: 佐藤隆哉1 平山善章1 雨宮次生1

所属機関: 1長崎大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.1435 - P.1438

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 4歳児114名,6歳児255名に標準色覚検査表第1部,第2部(SPP-Ⅰ,Ⅱ)を用いて色覚検査を行い,SPP-Ⅰについては幼児用色覚検査表としての適否,SPP-Ⅱについては表の種類別正読率について検討した。
 SPP-Ⅰ,Ⅱともに検査可能なものの割合は4歳女児を除き90%以上であった。またSPP-Ⅰで色覚異常と判定されたものは3名であった。さらにSPP-ⅡのBY,RG,S表はおのおのすべて4歳児6歳児とも95%以上の正読率であった。
 SPP-Ⅰ,Ⅱは幼児用色覚検査表として十分使用できるものと考えられる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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