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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科45巻8号

1991年08月発行

文献概要

特集 第44回日本臨床眼科学会講演集(6)1990年9月 東京 学会原著

糖尿病性黄斑浮腫に対するtwo step療法

著者: 小関義之1 北野滋彦1 堀貞夫1 木戸口裕1 赤星隆幸1 野中千晶1 須藤史子1

所属機関: 1東京女子医科大学糖尿病センター眼科

ページ範囲:P.1449 - P.1451

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 糖尿病網膜症でびまん性黄斑浮腫を呈した12症例14眼に対して,ステロイド剤の全身投与ののち,黄斑への局所または格子光凝固を行った。術後2段階以上の視力改善は8眼57%にあり,視力不変は5眼36%,視力悪化は1眼7%であった。1例2眼で網膜症が悪化した。糖尿病網膜症での黄斑浮腫を光凝固単独では改善しがたいので,この2段階治療方式は今後積極的に検討されてよいと結論された。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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