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臨床報告
視神経病変を繰り返したサルコイドーシスの1例
著者: 小豆島純子1 米山高仁1 飯塚和彦1 田澤豊1
所属機関: 1岩手医科大学眼科学教室
ページ範囲:P.1517 - P.1520
文献購入ページに移動症例は47歳女性で,右眼の視力低下を主訴に,サルコイドーシスと診断され,経口ステロイド剤を使用した。経過中,圧視神経乳頭炎所見を呈したが,視力は回復した。3か月後,右眼の球後視神経炎と思われる所見を認め,ステロイド剤で治療した。いったん改善したのち,三たび,右視神経乳頭炎の所見を示し,同様にステロイド剤を使用した。視力は改善しなかったが,眼底所見は改善し,その後2年間,再発はない。
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