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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科45巻9号

1991年09月発行

文献概要

臨床報告

気圧外傷により複視を生じた症例

著者: 村上真理子1 田邊詔子1 加藤京子2 村上正建

所属機関: 1名古屋第一赤十字病院眼科 2名古屋大学病院眼科

ページ範囲:P.1571 - P.1573

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 27歳の女性ダイバーがスキューバダイビングで水深15mに潜降中,右眼痛を感じた。浮上後鼻出血,嘔吐,耳鳴,難聴の症状とともに,数時間後に右眼の上転障害による複視を生じた。諸検査の成績からみて,これらの症状は副鼻腔の気圧外傷(barotrauma)と考えられた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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