icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床眼科46巻10号

1992年10月発行

文献概要

臨床報告

斜筋手術を計画するためのコンピュータ・プログラム

著者: 長谷部聡1 大月洋1 田所康徳1 岸本典子1 渡辺聖1 岡野正樹1

所属機関: 1岡山大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.1503 - P.1506

文献購入ページに移動
 上斜筋麻痺71例について,術前術後にシノプトメータで49方向のむき眼位における上下偏位を測定し,術量—矯正効果を検討した。これをもとに,術前の上下偏位のパターンを用いて,6種類の手術を行った場合に期待される矯正効果をシミュレーションし,最適の術式,術量を判定するコンピュータ・プログラム(SOCALC)を試作した。第1眼位におけるプログラムの予測精度(σ)は,斜筋手術で約2〜3°,直筋手術で約1〜2°と期待される。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら