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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科46巻11号

1992年10月発行

文献概要

特集 眼科治療薬マニュアル—私の処方箋 疾患別薬剤投与プロトコール

ドライアイ

著者: 坪田一男1

所属機関: 1東京歯科大学市川総合病院眼科

ページ範囲:P.106 - P.107

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ドライアイ薬物療法の現況
 涙液の産生を増やす薬物は未だ臨床応用されていない。そこで人工涙液点眼による対症療法が主体となる。涙液中には上皮成長因子であるEGFや角膜上皮の分化に重要なビタミンAが含まれているため,人工涙液にはこれら生理的活性物質が含まれた方が良いと考えられているが,未だ理想の人工涙液は開発されていない。そこで生理食塩水や,pHと浸透圧の補正されている人工涙液,コンドロイチンなどの粘稠性物質を含んだものが主流となっている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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