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特集 眼科治療薬マニュアル—私の処方箋 疾患別薬剤投与プロトコール
眼窩蜂窩織炎・眼窩漏斗先端部症候群
著者: 八子恵子1
所属機関: 1福島県立医科大学眼科学教室
ページ範囲:P.175 - P.177
文献購入ページに移動眼窩蜂窩織炎
眼窩蜂窩織炎の治療は,薬物療法が主体であり,原因菌が判明するまではまず広域抗生剤を強力に投与する。本症の起因菌の多くはブ菌あるいは嫌気性菌であり,これらに有効なペニシリン系およびセフェム系薬剤などを第一選択とする。原因菌が確定したならば,その薬剤感受性に従って薬剤を選択,投与することを原則とするが,時に菌が同定されないこともある。また,抗生剤の選択にあたっては,耐性菌の少ないもの,副作用の少ないものを選ぶことが基本である.
眼窩蜂窩織炎の治療は,薬物療法が主体であり,原因菌が判明するまではまず広域抗生剤を強力に投与する。本症の起因菌の多くはブ菌あるいは嫌気性菌であり,これらに有効なペニシリン系およびセフェム系薬剤などを第一選択とする。原因菌が確定したならば,その薬剤感受性に従って薬剤を選択,投与することを原則とするが,時に菌が同定されないこともある。また,抗生剤の選択にあたっては,耐性菌の少ないもの,副作用の少ないものを選ぶことが基本である.
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