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特集 第45回日本臨床眼科学会講演集(1)1991年10月 広島 学会原著
回旋性異常眼球運動の3例
著者: 井崎篤子1 三村治1 下奥仁1 駒井潔1 福田美子1
所属機関: 1兵庫医科大学眼科学教室
ページ範囲:P.271 - P.274
文献購入ページに移動3例で頻度2〜4Hz,振幅1.2〜13.2度の回旋成分が記録された。このうち1例では右方視時には時計回り,左方視時には反時計回りの回旋成分を認め,滑車神経核もしくは前庭神経核を支配する神経機構の障害が示唆された。
回旋成分の定量的波形分析により脳幹部病変の局在診断に有用な情報をもたらすものと思われた。
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