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特集 第45回日本臨床眼科学会講演集(1)1991年10月 広島 学術展示
眼瞼手術の際の疼痛を最少限にする方法への試み
著者: 渡辺博1 野村菜穂子1 廣澤恵子2 杤久保哲男2
所属機関: 1国立大蔵病院眼科 2東邦大学第1眼科学教室
ページ範囲:P.324 - P.325
文献購入ページに移動対象および方法 対象は霰粒腫手術を施行された患者30名で15〜52歳(平均29.8歳)で男性13名,女性17名であった。方法は術前処置なしで通常の方法で麻酔したA群,術前30分前鎮痛剤フロクタフェニン(イダロン®)内服および術前10分前塩酸リドカインゼリー(キシロカインゼリー®)眼瞼塗布両者とも施行したB群,塩酸リドカインゼリー眼瞼塗布のみのC群,フロクタフェニン内服のみのD群に分けて,無痛効果スコアを検討した(表2)。霰粒腫は点眼麻酔後2%エピネフリン含塩酸リドカイン1.O〜2.0ccを腫瘤の大きさに応じて#26針を用い,ゆっくり引きながら麻酔し,切開あるいは切除した。
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