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特集 第45回日本臨床眼科学会講演集(1)1991年10月 広島 学術展示
一般眼科検診におけるノイズフィールドテストの有用性
著者: 安達京1 白土城照2
所属機関: 1三井記念病院 2東大病院
ページ範囲:P.336 - P.337
文献購入ページに移動対象および方法 対象は1990年12月から91年9月までに三井記念病院成人病検診を受診した282名で,対象の性別は男性196名,女性86名,年齢は53.9±7.7,視力は1.2±0.2,屈折は−0.7±2.4である。成人病検診の通常の手順にNFTを挿入し,屈折,視力測定,ノンコンタクトトノメーターによる眼圧測定の後,NFTを行い,次いで細隙灯顕微鏡検査,散瞳下眼底検査を行った。なお,ノンコンタクトトノメーターで眼圧が18mmHg以上の例では圧平眼圧計による再検査を行った。NFT陽性,もしくは眼底検査で視野異常の存在が疑われた例には全例,眼底撮影ならびにハンフリー視野計による精密閾値検査を行った。
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