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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科46巻3号

1992年03月発行

文献概要

特集 第45回日本臨床眼科学会講演集(1)1991年10月 広島 学術展示

神戸市立中央市民病院における最近の網膜および硝子体手術

著者: 三浦昌生1 和山優子1 上田彩子1 山内俊夫1

所属機関: 1神戸市立中央市民病院眼科

ページ範囲:P.338 - P.339

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 緒言 近年,硝子体手術は,その周辺機器の拡充も含め,目覚ましい進歩をとげ,眼科手術の中で大きな役割を占めるようになってきた。その手術適応も,大きな変貌をとげ,単に硝子体を吸引切除するばかりでなく,糖尿病性網膜症などの疾患は言うに及ばず,裂孔原性網膜剥離にも硝子体手術が行われるようになってきた。
 本院では,裂孔原性網膜剥離に対しては原則的には強膜側からの手術を行い難治症例にのみ硝子体手術を行ってきたが,従来手を出せなかったような難治症例の増加もあり,裂孔原性網膜剥離に関しても硝子体手術の占める意義は増加している。今回筆者らは,最近5年間の網膜剥離手術に対する検討を加え,その内容について考察した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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