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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科46巻3号

1992年03月発行

文献概要

臨床報告

仮性同色表の自動提示装置に関する研究—5.提示時間の短縮化の試み

著者: 深見嘉一郎1 山出新一2 野村桃世2

所属機関: 1福井医科大学眼科学講座 2滋賀医科大学眼科学講座

ページ範囲:P.373 - P.376

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 仮性同色表の自動提示装置の開発過程において検査時の偽陰性をなくす目的で,175名男子を対象に表の提示時間を短縮する試みをした。その結果,従来の方法では見逃される軽度色覚異常者をふるい分けることが可能であることが示せた。また,被験者の答を入力するまで次のプログラムに移行しないようにしたので,被験者は急いで答えなければならないという心理的圧迫なしに,落ち着いて答えられるようになった。なお,結果の入力の方法には改善の余地がある。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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