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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科46巻4号

1992年04月発行

文献概要

特集 第45回日本臨床眼科学会講演集(2)1991年10月 広島 学術展示

糖尿病性網膜症における硬性白斑の経時的変化

著者: 今泉寛子1 竹田宗泰2

所属機関: 1市立札幌病院眼科 2札幌医大眼科

ページ範囲:P.524 - P.525

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 緒言 硬性白斑は網膜血管透過性元進と関係し,網膜浮腫の周囲に認められる。前報で硬性白斑と網膜微小血管障害との関連について報告した1)。今回は硬性白斑の増減に関与する螢光造影所見,硬性白斑の経過と黄斑部螢光漏出との関連,視力変化について検討した。
 対象 単純型,前増殖型糖尿病性網膜症で後極部に硬性白斑を認め,光凝固せずに5か月以上経過観察した48例80眼を対象とした。対象症例の年齢は40〜75歳(平均56.7歳),経過観察期間は5か月から68か月(平均19.5か月)であった。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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