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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科46巻5号

1992年05月発行

文献概要

特集 第45回日本臨床眼科学会講演集(3)1991年10月 広島 学術展示

新しく開発した動体認知視野計プログラムの改良型について(固視移動型)

著者: 守屋伸一1 松田公夫1 東郁郎1 辻斉2

所属機関: 1大阪医科大学眼科学教室 2京都大学情報処理センター

ページ範囲:P.684 - P.685

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 緒言 高眼圧症(以下OH),原発開放隅角緑内障(以下POAG)の患者は,動体認知が正常者に比べ低下していると考え,動体認知の局所分析を行う視野測定用のプログラムを開発した。この自動的刺激視標プログラムについては,第44回臨床眼科学会総会で発表し,早期緑内障患者の視野異常検出に有用であることを確認した1)が,21 inch CRT画面(視角50°×70°)を用いる必要があった。今回,よりスペースをとらず,かつ一般普及している14 inch CRT画面(視角30°×70°)を用いて,21 inch CRT画面と同様の広さの視野を測定する新しい視野測定用のプログラムを開発した。さらに,OH, POAG患者の動体認知視野を新,旧のプログラムで測定し,比較を行った。
 方法 新,旧の動体認知視野測定プログラムの条件を以下に示した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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