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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科46巻5号

1992年05月発行

文献概要

特集 第45回日本臨床眼科学会講演集(3)1991年10月 広島 学術展示

先天性緑内障を合併したRubinstein-Taybi症候群の1例

著者: 佐野秀一1 箕田健生1 小島孚允2

所属機関: 1帝京大学市原病院眼科 2大宮赤十字病院眼科

ページ範囲:P.694 - P.695

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 緒言 Rubinstein-Taybi症候群は,「太く幅広い拇指および第一趾と特異な顔貌」を特徴とする症候群で種々の眼症状を伴うことが知られている1)。本症候群に先天性緑内症を合併した症例はこれまで本邦においては3例の報告がある2〜4)が長期の経過観察を行った報告はない。今回筆者らは生後1か月半の男児で先天性緑内障を伴ったRubinstein-aybi症候群の1例に両限隅角切開術を施行し,術後1年以上良好なコントロールが得られた症例を経験したので報告する。
症例
 患者:生後1か月半男児。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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