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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科46巻5号

1992年05月発行

文献概要

特集 第45回日本臨床眼科学会講演集(3)1991年10月 広島 学術展示

脈絡膜悪性黒色腫の画像診断—特に超音波およびMRI所見

著者: 柊山剰1 坂上智巳1 林田中1 直井信久1 澤田惇1 星井芙美子2

所属機関: 1宮崎医科大学眼科学教室 2星井眼科医院

ページ範囲:P.696 - P.697

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 緒言 脈絡膜悪性黒色腫は,有色人種には,稀な眼内腫瘍である。今回筆者らは,43歳女性の脈絡膜悪性黒色腫を経験した。CTおよび超音波検査では典型的所見を呈さなかったため,診断に苦慮したが,MRI検査により脈絡膜悪性黒色腫に特徴的所見を示したため,眼球摘出術を施行した。その画像所見をここに報告する。
 症例 症例は43歳の女性で1991年1月初旬左眼上方の霞みを自覚,近医を受診し腫瘍状の網膜剥離を認めるとのことで同年1月17日当科を紹介された。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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