icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床眼科46巻5号

1992年05月発行

文献概要

特集 第45回日本臨床眼科学会講演集(3)1991年10月 広島 学術展示

網膜静脈分枝閉塞症の慢性期に残存する類嚢胞黄斑浮腫

著者: 横井則彦1 天津寿1 山本洋子1 赤木好男1

所属機関: 1京都府立医科大学眼科

ページ範囲:P.708 - P.709

文献購入ページに移動
 緒言 発症から長期経過した慢性期の網膜静脈分枝閉塞症(BRVO)に類嚢胞黄斑浮腫(CME)が遷延して存在し,視力低下,変視症を訴える場合がある。このような慢性のCMEは,比較的大きな嚢胞腔が一塊となって中心窩に及び,放置すれば,不可逆性の視力低下を生じ、経過による自然解消は期待し難いと考えられる。そこで,このような遷延したCMEを伴う慢性期のBRVOを対象に,黄斑部に光凝固1,2)を行い,その効果について検討した。
 対象と光凝固方法 最近4年間に黄斑部の光凝固を行った以下の条件を満たす12症例について検討した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら