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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科46巻6号

1992年06月発行

文献概要

特集 第45回日本臨床眼科学会講演集(4)1990年10月 広島 学術展示

悪性腫瘍に伴う網膜症(cancer associated retinopathy)と思われる2例

著者: 大原進1 坂本泰二1 右田雅義1 向野利彦1 大西克尚1

所属機関: 1九州大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.850 - P.851

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 緒言 悪性腫瘍の際に,腫瘍の直接の浸潤や転移を伴わないにもかかわらず神経症状を示すことが知られており,腫瘍の遠隔作用,あるいは腫瘍随伴症候群と呼ばれている。
 1976年にSawyerらは腫瘍の遠隔作用として視力障害をきたした症例を報告した1)。これらの疾患は,悪性腫瘍に伴う網膜症cancer associated retinopathy(CAR),paraneoplastic retinopathy,あるいはvisual paraneoplastic syndromeと呼ばれている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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