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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科46巻6号

1992年06月発行

文献概要

臨床報告

急性後部硝子体剥離の合併症

著者: 大西通広1 吉田晃敏1 広川博之1

所属機関: 1旭川医科大学眼科学教室

ページ範囲:P.937 - P.940

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 飛蚊症や光視症の自覚後3か月以内に眼科を受診し,後部硝子体剥離と診断された156人(36〜84歳,平均61歳),156眼を対象として,急性後部硝子体剥離に伴う合併症の出現頻度を性,年齢,屈折度との観点から検討した。合併症として網膜裂孔(15%),硝子体出血(13%),網膜出血(5%),後天性網膜分離症(3%),類嚢胞黄斑浮腫(1%),網膜血管牽引(1%)がみられた。飛蚊症や光視症を自覚した60歳未満の男性の後部硝子体剥離例では,その約半数になんらかの網膜・硝子体合併症が認められた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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