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特集 第45回日本臨床眼科学会講演集(5)1991年10月 広島 学会原著
眼虚血症候群:その臨床経過と治療成績
著者: 梶浦祐子1 安積淳1 井上正則1
所属機関: 1神戸大学医学部眼科学教室
ページ範囲:P.1022 - P.1024
文献購入ページに移動Venous stasis retinopathyは慢性緩徐に進行し,虚血が高度になると虹彩ルベオーシスが発生し予後不良となる。時に,急性所見の網膜中心動脈閉塞症,虚血性視神経症が発生し,高度の視機能障害が生じる。眼虚血症候群の治療は虹彩ルベオーシスが出現する以前に眼科的治療のみならず脳外科的治療を行わねばならない。虹彩ルベオーシス,血管新生緑内障に対し,光凝固のみでは効果は少なく,5—FUを併用した濾過手術が有効である。
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