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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科46巻7号

1992年07月発行

文献概要

特集 第45回日本臨床眼科学会講演集(5)1991年10月 広島 学術展示

眼症状を初発とした急性単球性白血病の1例

著者: 尾関年則1 馬嶋昭生1 朝岡力2 荒井加代子2

所属機関: 1名古屋市立大学医学部眼科学教室 2朝岡病院眼科

ページ範囲:P.1036 - P.1037

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 緒言 日常臨床の場で、黄斑部に漿液性網膜剥離をきたした症例に遭遇する機会は多い。Gass1)は特発性中心性漿液性脈絡網膜症以外にも,さまざまな全身疾患によって同様の眼所見が発生するとし,このような眼所見をみた場合の全身検査の重要性を述べている。
 今回筆者らは,全身症状や典型的な白血病性網膜症が出現する以前に,黄斑部の漿液性網膜剥離で発症した急性単球性白血病の1例を経験したので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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