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特集 第45回日本臨床眼科学会講演集(5)1991年10月 広島 学術展示
Friedreich's ataxiaに伴ったbull's eye黄斑症の網膜機能所見
著者: 内山佳代1 斎藤友護1 浅井宏志1 若林謙二1 河崎一夫1
所属機関: 1金沢大学医学部眼科学教室
ページ範囲:P.1044 - P.1045
文献購入ページに移動症例 33歳,女性。初診:1991年2月13日。主訴:眼科的精査(神経内科からの紹介)。現病歴:12歳頃から歩行障害を生じ、26歳時にFriedreich型運動失調症と診断された。このころから視力低下を自覚した。本人の言によれば,視力は左右とも小学生時代には1.0であったが,27歳時には0.7に低下した。歩行障害と視力低下は徐々に進行している。既往歴:分娩は満期正常で,全身発育は正常であった。家族歴:両親は近親婚(父が母方祖母のいとこ)である。
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