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臨床報告
螢光高感度撮影装置による硝子体観察
著者: 米谷新1 高須正幸2
所属機関: 1群馬大学医学部眼科学教室 2トプコン株式会社
ページ範囲:P.1105 - P.1108
文献購入ページに移動この撮影装置で,10ng/ml以下の濃度のフルオレセイン溶液の螢光輝度を捉えることができた。
臨床応用では,14症例19眼で硝子体観察の60分以上前に螢光色素を肘静脈より投与し,ゴールドマン三面鏡を用いて撮影・記録した。全例で硝子体のゲルや線維の観察が可能であった。本法では後部硝子体剥離の有無だけでなく,新知見として硝子体分離の初期変化が初めて明らかとなった。
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