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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科46巻8号

1992年08月発行

特集 第45回日本臨床眼科学会講演集(6)1991年10月 広島

学術展示

当教室における最近8年間の眼内炎の現況

著者: 塩田洋1 新田敬子1 田内芳仁1 三村康男1 井上須美子2 水井研治3

所属機関: 1徳島大学医学部眼科学教室 2阿南共栄病院眼科 3高知県農協総合病院眼科

ページ範囲:P.1162 - P.1163

文献概要

 緒言 眼内炎は重篤な眼疾患の1つであり,一度発症すれば失明する確率が高い。一部の症例は報告1)ずみであるが,今回筆者らは最近8年間に経験した14例の眼内炎の発症動機,起炎菌ならびに予後などについて現況の把握を試みた。
 方法 1983年1月初めから1990年12月31日までの8年間に,徳島大学医学部附属病院眼科で,感染性眼内炎と診断された患者を対象とした。眼内炎を起こした発症動機,起炎菌,治療や最終結果などについて解析を試みた。なお治療は,抗生剤や抗真菌剤の投与を基本とし,硝子体混濁の強い症例には硝子体手術を行った。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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