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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科46巻8号

1992年08月発行

特集 第45回日本臨床眼科学会講演集(6)1991年10月 広島

学術展示

新しい測定方法による視空間覚の研究

著者: 田所康徳1 大月洋1 長谷部聡1 岡野正樹1 渡辺聖1

所属機関: 1岡山大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.1176 - P.1177

文献概要

 緒言 視空間覚の研究における古典的な方法の1つである「ゆびさし試験」には,視空間覚自体に生じた変化と,眼と手との協調性において生じた変化とを,区別しえないという欠点があった。そこで指示動作を介さずに,視空間覚を直接表現させることを目的として,視覚的にまっすぐ前方と感じる向きに,被験者自身が視標を移動させる方式の検査機器を製作したので報告する(図)。
 方法 機器の設計に当たっては,臨床例での測定が可能であることと,筆者の技術力で実際に製作できることとを重視した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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