文献詳細
臨床報告
Perfluorotributylamineを併用した脱臼眼内レンズの摘出例
著者: 望月清文1 田辺譲二1 鳥崎真人1 松村孝司1 田辺久芳1 石井好智2
所属機関: 1金沢大学医学部眼科学教室 2㈱メニコン研究開発部
ページ範囲:P.1185 - P.1189
文献概要
Perfluorotributylamineの眼内レンズへの付着に関して酵素抗体法を用いて検討したところ眼内レンズへの付着はほとんどなかった。
液体フルオロカーボンを用いた落下あるいは脱臼眼内レンズの摘出は有用であるが,その眼内への影響を十分に熟知して使用することが望まれる。
掲載誌情報