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臨床報告
文献概要
白内障術後の無水晶体眼の矯正方法として,眼内レンズは,従来の眼鏡・コンタクトレンズに比較し,視機能面でかなり改善を得ている。今回,白内障術後の眼内レンズ挿入眼における両眼視機能を,立体視・不等像視について測定し,片眼手術例・両眼手術例で比較検討した。
立体視は,Titmus Stereo Testsで,circle 5/9(視差100sec)以上の両眼視良好例は,片眼手術群91.9%,両眼手術群87.8%に認めた。不等像視は,粟屋式New Aniseikonia Testsで,平均は,片眼手術群0.97%,両眼手術群0.76%であった。また,不等像0の症例は,片眼手術群51.3%,両眼手術群56.1%に認めた。
白内障術後の眼内レンズ挿入眼における,両眼視機能は,片眼手術群・両眼手術群ともに,従来に比し,良好な成績が得られた。
立体視は,Titmus Stereo Testsで,circle 5/9(視差100sec)以上の両眼視良好例は,片眼手術群91.9%,両眼手術群87.8%に認めた。不等像視は,粟屋式New Aniseikonia Testsで,平均は,片眼手術群0.97%,両眼手術群0.76%であった。また,不等像0の症例は,片眼手術群51.3%,両眼手術群56.1%に認めた。
白内障術後の眼内レンズ挿入眼における,両眼視機能は,片眼手術群・両眼手術群ともに,従来に比し,良好な成績が得られた。
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