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連載 眼科手術のテクニック—私はこうしている・45
涙点閉鎖術—10-0ナイロンを用いた涙点閉鎖術
著者: 濱野孝1
所属機関: 1大阪船員保険病院眼科
ページ範囲:P.1280 - P.1282
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近年ドライアイに対して関心が高まり,涙点閉鎖も種々の方法が考案されている。涙小管内にコラーゲンのロッドを留置する方法や涙点にプラグを挿入する方法1〜4)などが手術以外の方法としてとられている。また,手術方法も従来から行われているコーテリーによる涙点閉鎖以外に,マイクロウェーブやアルゴンレーザーを用いた涙点閉鎖,涙点閉鎖術が失敗した場合に行う涙小管摘出術5)など種々の試みがなされている。涙点閉鎖術の手技自体は簡単であるが,その涙点閉鎖効果の確実性は低いのが現状である。
当科では年間100例程度の涙点閉鎖を行っており,その標準的な術式を筆者の経験とともに述べる。
近年ドライアイに対して関心が高まり,涙点閉鎖も種々の方法が考案されている。涙小管内にコラーゲンのロッドを留置する方法や涙点にプラグを挿入する方法1〜4)などが手術以外の方法としてとられている。また,手術方法も従来から行われているコーテリーによる涙点閉鎖以外に,マイクロウェーブやアルゴンレーザーを用いた涙点閉鎖,涙点閉鎖術が失敗した場合に行う涙小管摘出術5)など種々の試みがなされている。涙点閉鎖術の手技自体は簡単であるが,その涙点閉鎖効果の確実性は低いのが現状である。
当科では年間100例程度の涙点閉鎖を行っており,その標準的な術式を筆者の経験とともに述べる。
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