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臨床報告
網膜静脈分枝閉塞症での血液房水柵機能とその経過
著者: 前久保久美子1 三宅武子1 三宅謙作1
所属機関: 1湘山会眼科三宅病院
ページ範囲:P.93 - P.97
文献購入ページに移動薬物治療群,光凝固治療群では,前房蛋白濃度は6か月まで患眼は他眼より有意に高値を示したが(p<0.01〜p<0.001),その後正常化する傾向があった。光凝固不完全治療群では,前記2群と同じ傾向を示す症例があったが,前房蛋白濃度の高値が1年以上も持続する症例がみられた。血液房水柵機能は,当疾患の活動性をみる1つの指標であることが示唆された。
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