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臨床報告
病理診断が困難であった眼窩悪性リンパ腫の1例
著者: 萩原正博1 原拓1 辻求2 坂口一之3
所属機関: 1市立伊丹病院眼科 2市立伊丹病院病理 3大阪府立病院服科
ページ範囲:P.107 - P.110
文献購入ページに移動病理組織像は小型リンパ球を主体とするリンパ組織の増殖を示し,多数の形質細胞が認められた。異型性は明らかでなかったが,核に軽度のくびれがみられる細胞がみられ,免疫組織化学的にκ鎖,IgMが陽性で単クローン性が証明され,悪性リンパ腫(lymphoplasmacytic type)と診断した。
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