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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科47巻10号

1993年10月発行

文献概要

臨床報告

長期経過したStevens-Johnson症候群の2例

著者: 栗本康夫1 砂川光子1

所属機関: 1国立京都病院眼科

ページ範囲:P.1703 - P.1705

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 13年と23年の長期経過を観察したStevens-Johnson症候群の2症例4眼を報告した。4眼中3眼では,急性期から慢性期に移行した時点では良好な視力を保っていたが,10年を越える長期の慢性的経過の後には角膜混濁による著明な視力低下をきたした。短期間の経過観察では病状不変と思われる症例でも,長期的に見れば確実に視力は低下していたので,長期間の経過観察と徹底した治療が必要であると考えた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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