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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科47巻10号

1993年10月発行

文献概要

臨床報告

発光ダイオードランプによる新しいランタン型色覚検査器

著者: 田邊詔子1 深見嘉一郎2 山出新一3 市川一夫4 互井成夫

所属機関: 1名古屋第一赤十字病院眼科 2福井医科大学眼科学教室 3滋賀医科大学眼科学教室 4社会保険中京病院眼科

ページ範囲:P.1767 - P.1770

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 市川式ランタンを基本として,発光ダイオードランプによる色光を用いたJFCランタンテスト(仮称。ジャパンフォーカス社製)を開発した。色光の輝度,純度が,特に黄と緑で市川式より高いこと,全部の色光がほぼ等輝度であること,提示光の組合せを一部変えて,赤・緑・黄が平等に出現するようにしたこと,提示順序をランダムにしたこと,が市川式と異なる。検査成績を比較すると,JFCの方が市川式より誤認が少なかったが,pass・failの基準点の決定には更に検討を要する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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