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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科47巻11号

1993年10月発行

文献概要

Siesta

点眼麻酔白内障手術の歴史100年?

著者: 德田芳浩

所属機関:

ページ範囲:P.70 - P.70

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 1990年4月,30歳になりたての私は激烈な心窩部痛でダウンしてしまった。胃潰瘍の疑いにて,さっそく内視鏡を飲み,なぜか生検まで受けた。内科の先生は「ちょっとひっぱりますけど,痛くはないですからねえ」と明るく笑い,父母より頂いた私の胃壁の一部はあえなく鉗子の露と消えた。麻酔もしていないのに,なぜだか全然痛くはなかった。
 1991年10月,常岡寛先生(慈恵医大)が,テノン嚢内麻酔による白内障手術の膨大な臨床例を提示された。ミーハーな私はさっそくこれに乗りかえることにした。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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