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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科47巻11号

1993年10月発行

特集 白内障手術 Controversy '93

白内障をめぐる22のControversy

無縫合vs.縫合—時代により変化

著者: 山岸和矢1

所属機関: 1関西医科大学香里病院眼科

ページ範囲:P.84 - P.85

文献概要

無縫合白内障手術の歴史
 縫合法が開発される以前の古典的な無縫合白内障手術を除き,近年の顕微鏡手術下での無縫合白内障手術はMcfarandらにより発表されたのが最初ではなく,その10年以上前に超音波乳化吸引術による無縫合手術が発表され,特にKratzらの強膜トンネル法は有名である。しかし,当時の手術手技では難点も多く,追試例での術後合併症とその後の眼内レンズの普及により,この無縫合手術はあまり普及せず,次第に行われなくなった。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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