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特集 白内障手術 Controversy '93 白内障をめぐる22のControversy
角膜移植術との同時手術—トリプル手術のポイント
著者: 村松隆次1
所属機関: 1東京医科大学眼科学教室
ページ範囲:P.163 - P.165
文献購入ページに移動 角膜混濁を伴った白内障の手術には,全層角膜移植術に計画的嚢外法と後房レンズ挿入術を同時に行うトリプル手術と全層角膜移植後に白内障手術を行う2段階手術がある。
トリプル手術が2段階手術よりも有利な点は,手術が一度ですむために患者の負担が軽減することと,早期から視力が改善することである。さらにすぐれた点は,移植片内皮細胞が2段階手術のように白内障の手術侵襲で障害されないことである。このため同時手術が推奨される。
トリプル手術が2段階手術よりも有利な点は,手術が一度ですむために患者の負担が軽減することと,早期から視力が改善することである。さらにすぐれた点は,移植片内皮細胞が2段階手術のように白内障の手術侵襲で障害されないことである。このため同時手術が推奨される。
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