icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床眼科47巻11号

1993年10月発行

文献概要

Siesta

角膜移植手術の準備

著者: 村松隆次

所属機関:

ページ範囲:P.165 - P.165

文献購入ページに移動
 角膜移植手術で大変なことは,手術そのものより手術までの準備である。手術が始まるまでに心身ともに疲れることが多い。
 教室の移植システムは,献眼の連絡が入ると,時間内では,角膜班の医師と眼球摘出の経験のない医師が出かける。時間外では,当直の医師が摘出に行き,その間に連絡を受けた角膜移植医師は当直を兼ねてベッドの確保,患者への連絡,術前処置,摘出眼球のチェックを行う。なぜか夜で土・日が多い。昨年までのドナー眼の保存法はEPⅡ液を用いた全眼球保存であり,角膜のviabilityを考慮して死後24時間内の手術施行を心掛けてきた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?