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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科47巻12号

1993年11月発行

文献概要

臨床報告

非接触型眼圧計による眼内レンズ移植後早期眼圧測定の妥当性

著者: 高橋信夫12 大山充徳2 村山禎一郎2

所属機関: 1金沢医科大学総合医学研究所 2金沢医科大学眼科学教室

ページ範囲:P.1887 - P.1890

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 白内障,眼内レンズ移植後早期の眼圧を非接触型眼圧計(以下NCT)によって測定することの妥当性を検証するため,59例62眼に対して手術を行い,術前,術6〜8時間後,術翌日,術2日後の眼圧を,NCTとゴールドマン圧平眼圧計(以下GAT)とで測定し,その相関を検討した。
 1.術後6〜8時間から2日目までの眼圧は術前にくらべ有意に上昇した。
 2.NCTの値はGATの値に高い相関を示した。
 3.NCTの値はGATの値よりやや低い傾向にあった。
 4.眼圧測定による合併症はなかった。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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