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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科47巻2号

1993年02月発行

連載 目でみるCT・MRI眼科学・8

[8]視交叉とその近傍疾患(2)

著者: 中尾雄三1

所属機関: 1近畿大学眼科

ページ範囲:P.145 - P.149

文献概要

4.鞍上部胚細胞腫(図1)
 異所性松果体腫とも呼ばれ,脳内では鞍上部や脳室壁に発生する。両耳側半盲の正中経線は不規則な虫喰い状を示すことが多く,尿崩症,痩せ,思春期早発がみられる。CTでは高吸収域で造影剤により増強される。MRIのT1強調画像では視床下部,下垂体茎,視交叉に腫瘍が浸潤して脳灰白質と等信号輝度になる。造影剤のGd-DTPAで増強される。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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