文献詳細
連載 目でみるCT・MRI眼科学・8
文献概要
4.鞍上部胚細胞腫(図1)
異所性松果体腫とも呼ばれ,脳内では鞍上部や脳室壁に発生する。両耳側半盲の正中経線は不規則な虫喰い状を示すことが多く,尿崩症,痩せ,思春期早発がみられる。CTでは高吸収域で造影剤により増強される。MRIのT1強調画像では視床下部,下垂体茎,視交叉に腫瘍が浸潤して脳灰白質と等信号輝度になる。造影剤のGd-DTPAで増強される。
異所性松果体腫とも呼ばれ,脳内では鞍上部や脳室壁に発生する。両耳側半盲の正中経線は不規則な虫喰い状を示すことが多く,尿崩症,痩せ,思春期早発がみられる。CTでは高吸収域で造影剤により増強される。MRIのT1強調画像では視床下部,下垂体茎,視交叉に腫瘍が浸潤して脳灰白質と等信号輝度になる。造影剤のGd-DTPAで増強される。
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