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臨床報告
特発性黄斑上膜の硝子体手術と網膜感度測定による評価
著者: 北川桂子1 荻野誠周1
所属機関: 1愛知医科大学眼科学教室
ページ範囲:P.177 - P.182
文献購入ページに移動 18例18眼の特発性黄斑上膜に硝子体手術を行い,オクトパスプログラム61による網膜感度測定を術前,術後1, 3, 6, 12か月に行った。術前は網膜感度と視力がよく相関しており,術後は網膜感度の改善と視力の改善がよく相関していた。視力は術前よりも低下した例はなかったが,網膜感度の低下したものがあり,視力改善にもかかわらず網膜感度の低下したものが4眼22.2%に存在した。
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