文献詳細
特集 第46回日本臨床眼科学会講演集(1) 1992.11.6-8 東京
学術展示
文献概要
緒言 涙液は,無血管組織である角膜への栄養,機能性蛋白の供給および外的侵襲からの防御因子として重要な機能を有している1)。このため,その量的あるいは質的変化の及ぼす影響は臨床的に重大である。しかし,涙液そのものの量的微少さと反射性分泌による不安定さから涙液の動態を的確に測定することは容易ではない。
今回筆者らは,比較的精度も高く,臨床応用も容易であると思われる方法を用い,正常者および涙液動態の変化の予想されるアトピー性角結膜炎患者(以下AKC)について,その涙液クリアランスを測定比較し’若干の知見を得たので報告する。
今回筆者らは,比較的精度も高く,臨床応用も容易であると思われる方法を用い,正常者および涙液動態の変化の予想されるアトピー性角結膜炎患者(以下AKC)について,その涙液クリアランスを測定比較し’若干の知見を得たので報告する。
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