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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科47巻3号

1993年03月発行

文献概要

臨床報告

赤外螢光眼底造影法の問題点とその対策

著者: 米谷新1 野寄喜美春1 清水弘一2

所属機関: 1埼玉医科大学眼科学教室 2群馬大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.549 - P.552

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 インドシアニングリーン(ICG)色素にアルブミンを結合させたものを用いて,有色家兎眼の螢光造影を行った。ICG色素単独投与のものと比較したところ,脈絡膜への出現がより早い時期より観察されることが明らかになった。さらに,試験管に採ったICG溶液に家兎アルブミンを混和し,経時的に赤外眼底カメラで観察したところ60秒後に螢光が最大となった。この事実は,赤外螢光眼底造影法の造影初期像を解釈するうえで重要である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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