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特集 第46回日本臨床眼科学会講演集(2) 1992.11.6-8 東京 学会原著
眼心身症における心理的要因の検討ドライアイと緑内障
著者: 小澤啓子1 杤久保哲男1 石井エミ1 小早川信一郎1 松井博嗣1 真砂めぐみ1 河本道次1
所属機関: 1東邦大学医学部第一眼科学教室
ページ範囲:P.595 - P.598
文献購入ページに移動ドライアイのテスト陽性率が最も高く,PACG,POAGの順であった。ドライアイのなかでもシルマー値が高く,またBUT値が低いほうが,緑内障では視野障害が強いもの,若年者のほうにテスト陽性が多かった。従来心理的要因が深く関与するといわれていた緑内障よりドライアイがその傾向が強くみられ,発症または症状進行の一因として心理的要因ならびに自律神経機能不全の関与が示唆された。
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