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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科47巻4号

1993年04月発行

文献概要

特集 第46回日本臨床眼科学会講演集(2) 1992.11.6-8 東京 学術展示

実質型角膜ヘルペスにおける角膜内皮細胞の観察

著者: 津田久仁子1 北川文彦1 井川知代子1 三田村佳典1 田川義継1

所属機関: 1北海道大学眼科学教室

ページ範囲:P.746 - P.747

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 緒言 Cornea guttata (滴状角膜)は,Fuchs角膜内皮変性症に特徴的な所見として知られているが,同様の所見が単純ヘルペス,水痘帯状ヘルペスなどのウイルス性角膜炎,前眼部炎症のさいにも認められることが報告され1〜4),pseudoguttataとよばれている。しかし,実質型角膜ヘルペスにおけるpseudoguttataについては報告も少なく,その意義も不明である。今回,筆者らは,本症患者の内皮細胞をスペキュラーマイクロスコープで観察し,多数例にpseudoguttataを認めたので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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