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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科47巻5号

1993年05月発行

特集 第46回日本臨床眼科学会講演集(3) 1992年11月東京

学術展示

Viscodelaminationを用いた表層角膜移植術

著者: 山田昌和1 真島行彦1

所属機関: 1慶應義塾大学眼科学教室

ページ範囲:P.1086 - P.1088

文献概要

 緒言 表層角膜移植は全層角膜移植と比較した場合に,光学的にやや劣り,術後の視力回復に時間を要することが欠点とされている1)。これは移植片と母角膜との接合部の不均一によると考えられており,より平滑なgraft bedを作製することができれば,表層角膜移植の適応の拡大を図ることができる。今回,粘弾性物質を用いて角膜実質を深層で分層する方法(vis—codelamination of the cornea)を考案し,本方法を用いたgraft bedの作製を実験的に試みたので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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