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臨床報告
文献概要
5か月男児の川崎病治療経過中,全身症状寛解後に,一過性の感冒様症状出現と共に両眼の角膜実質混濁を認めた。混濁は,両眼ほぼ同程度に角膜全体がスリガラス状を呈し,球結膜充血,びまん性表層角膜炎を伴った。非ステロイド系抗炎症剤点眼で,約2週間の間に角膜周辺部より徐々に透明化した。本症例にみたような角膜実質混濁合併の報告は川崎病では少なく,眼症状として稀ではあるが,追加すべき一症状と考えられた。
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