icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床眼科47巻8号

1993年08月発行

文献概要

眼科の控室

倒像眼底検査の秘訣/汗

著者:

所属機関:

ページ範囲:P.1512 - P.1512

文献購入ページに移動
 眼底検査は倒像ではじまります。直像ですと倍率は大きいのですが,眼底の中央部しか見えないのが欠点です。まず倒像で眼底全部を見渡して,問題がある部位を直像なり細隙灯顕微鏡で見るというのが基本なのです。
 倒像用のレンズは,なんといってもプラス14Dがよろしいようです。プラス20Dですと指が短い医師には便利だし,視野が広くとれるのが特徴ですが,倍率が格段に違います。14Dだと約4倍に見えるのが,20Dだと3倍にしかなりません。具体的には,眼底の毛細血管が見えるかどうかの違いになってきます。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?