文献詳細
連載 眼科図譜・325
文献概要
緒言 網膜脂血症は1880年にHeyl1)により重症糖尿病患者の眼底に発見され,以来100数例,本邦においては10数例の報告があるにすぎない稀な疾患である。近年,インスリン療法の確立により重症糖尿病患者が減少し,網膜脂血症はさらに稀になってきた。この疾患の特徴は網膜血管の色調の変化と,その易可逆性である。今回,放置された糖尿病に伴う高脂血症患者に現れた網膜脂血症の1例を経験したので報告する。
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