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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科48巻1号

1994年01月発行

文献概要

臨床報告

眼球摘出に至った脈絡膜血管腫

著者: 高木史子1 辻中正壮1 砂川光子1 岡本英一2

所属機関: 1国立京都病院眼科 2国立京都病院病理学

ページ範囲:P.27 - P.30

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 初診時,既に網膜全剥離を伴った脈絡膜血管腫に対し,腫瘍表面にアルゴンレーザー光凝固を施行し,長期に経過観察した。経過中,腫瘍の大きさ,網膜剥離は改善せず,結局,初診後6年8か月して,続発緑内障のため眼球摘出に至った。その病理組織は脈絡膜血管腫に特徴的であった。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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