臨床眼科48巻1号

1994年01月発行

新春座談会

明日の眼科を考える

著者： 松井瑞夫¹² 小暮文雄³ 佐野七郎⁴ 上岡輝方⁵ 増田寛次郎⁶

所属機関： ¹日本大学医学部眼科学 ²日本眼科学会 ³獨協医科大学眼科学 ⁴東京都眼科医会 ⁵日本眼科医会 ⁶東京大学医学部眼科学

ページ範囲：P.38 - P.46

まもなく眼科学会は100周年をむかえる会員数は10,000人を超え，また年間300〜400人の新しい眼科医が生まれているその間，眼科医療は急速に進歩してきた手術や診断の技術は今後も発達し続けるであろうし遺伝子の組み替え，屈折矯正手術などアプローチもさらに多様化していくと考えられる眼科は組織的にも内容的にも膨大なものとなったがそれに伴うさまざまな問題も抱えている本座談会では，日本の眼科をリードする4人の先生方にお集まりいただき昔と今の違い，今こそ考えなくてはいけない問題点，そしてよりよい将来への展望をいろいろな角度からお話いただいた